活動報告

諫早支部 9月例会報告

日時:9月16日(水)

テーマ:『オンデマンド授業という異例の形式が日常になる?』


報告者:岩永 耕(イワナガ コウ)さん 長崎ウエスレヤン大学 キャリアセンター長
今回は諫早支部初の試みで、会場での例会をZoomを用い生中継も行いました。
報告者は長崎ウエスレヤン大学キャリア支援センター長の岩永さん。
「就職活動スキル」を学ぶ授業の責任者です。
コロナ禍の真っただ中、本来であれば大学構内で開催予定であった「就職活動スキル」という授業を、これまでと異なり「インタビュー動画」による「オンデマンド講義」にした結果、学生さんたちのレポート内容がどのように変化したかを中心に報告頂きました。
「オンデマンド講義」とは、学生がネットで「好きな時に見られる講義」の事です。
つまり学生は自宅にいながら遠隔で、かつ好きな時に講義を見られます。
これとは別に生配信タイプもありますが、この授業ではオンデマンドにしたそうです。
「Google Classroom(オンライン学習・指導管理)」というソフトとYouTube動画を組み合わせた授業だそうで、短期間でシステムを構築し手探りの開始だったそうです。
先日、同友会とのタイアップで行った講義を紹介されました。
講師は、長与の光彩会の貞松会員、シュシュの山口会員、エス・ケイ・フーズの中村会員です。
「企業理念」や「概要」、「(企業が)求める人材」などを講師が語っている「インタビュー動画」を学生に視聴させ、地元企業の実情やそこで働くという事について、考えてもらう授業です。
今回は、それらの講師のインタビュー動画に加えて、事前学習として、全国中小企業家同友会や長崎県同友会のサイトを学生に視聴させることで、まずは同友会という組織の主旨・活動を学ばせたそうです。 その際は同友会の紹介動画が役に立ったそうです。
止む無く始めたオンライン化の試み。顔が見えず、対話がないオンデマンド講義ですので問題・課題も多い中、良かった点も多々あり、手応えを感じているとのこと。
例えば「学生からのレポートが長文で中身も踏み込んだものに」なったそうです。
通常の講義と違い、事前に見ておいた方が良い情報、ホームページや関連動画、資料などをウェブ上で一箇所に集約する事で、生徒たちは自ずと先にそれらの予備知識を入れ、それから本題の講義動画を見ます。
また通常の対面授業では授業の最後に15分程でレポートを書かせていたため、どうしても短文で表面的になりがちだった所が、数日の提出期限を設ける事が出来るようになったため、明らかに濃いレポートが増えたそうです。
ただ、一度に集められないので集計する先生方の負担は大きい等、デメリットもあります。
今後は対面の授業とオンデマンドを取り混ぜた「ブレンデッド・ラーニング」形式も検討されています。
「オンライン」で「オンデマンド」、つまり自宅から、それぞれの時間でゆっくり見てもらう・・・。withコロナの現在、企業もこの利点を存分に取り入れて、テレワークや非対面顧客サービス等に活かせそうなヒントの詰まった報告でした。
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